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本漬けをする
1週間から10日、毎日かき混ぜたぬか床は「ぬか漬け」の匂いがしてきているはずです。
さあ、お好きな野菜を漬けてみましょう。
本漬けをする_b0204330_20253333.jpg本漬けをする_b0204330_20255421.jpg代表的なぬか漬けといえばきゅうり。
さっと水で洗ってから
キッチンペーパーなどで水気を取り
軽く塩を擦り込んでぬか床に埋めます。
きゅうりが丸ごと入らない容器の場合は
切って漬けてもかまいませんが
丸ごと漬ける場合よりも早く漬け上がります。
また、水分が出やすいため
ぬか床が緩くなりやすいので、こまめなお手入れが必要になります。
なのでやっぱり最初の容器選びの際には長さのあるものをオススメします。

なすやニンジン、かぶや大根は半分に切ったり、
切り目を入れて間にぬかを挟み込んで漬けると中までしっかり漬かります。
キュウリと同じく表面に軽く塩を擦り込んでおくのも大切です。
なすの色をきれいに漬けるには、錆びた鉄クギを入れておくとよいと言いますが
かわいらしい専用のぬか漬け用の鉄小物ものも市販されていますので、
それらをぬか床の中に入れておくのもよいでしょう。

野菜をぬか床に入れたら、冷蔵庫にしまいます。
ぬか床の状態や野菜の大きさなどによって、漬かり具合は違いますが
夕方漬けて次のお昼くらい、または夕方には食べられます。
しょっぱすぎる場合はしばらく水につけて塩抜きをして食べましょう。
何度もやってみるうちに、ちょうどいい漬け時間や漬け加減が分かってくると思います。

冷蔵庫で管理を始めてからも、できるだけ毎日かき混ぜたほうがおいしい状態を保ちやすいです。
夕食後や夕食を作る前など、かき混ぜる時間を決めて習慣にするとさほど苦にもなりません。
常温管理のぬか床とは違い、忘れてしまう日があっても大丈夫なので
なんとしても毎日混ぜねば!!!という強迫観念?から解放され
もっと気軽にぬか漬けを楽しむことができます。

ちなみに写真ではビニール手袋をしていますが
手に傷があって塩がしみるからであって、
無傷であれば素手でかき混ぜても全く問題はありません。
(むしろ米ぬかの美容効果で手が美しくなるかも?)


ぬか床のお手入れ に続く。
by nuka-hitsuji | 2010-09-09 17:21 | ぬか漬けの作り方
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